読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2023-04-17から1日間の記事一覧

『馬場あき子全歌集 作品』(KADOKAWA 2021)

馬場あき子の仕事のなかでは、評論の『式子内親王』(1969年)、『鬼の研究』(1971年)のほか、謡曲に関するいくつかの本など、韻文よりも散文に接することのほうがこれまでは多かったのだが、全歌集というまとまった本を見つたのを機会に、韻文作品をひととお…