読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2023-06-29から1日間の記事一覧

ジョルジュ・ブラック『昼と夜 ジョルジュ・ブラックの手帖』(原著 1952, 藤田博史訳 青土社 1993)と新潮美術文庫43串田孫一解説『ブラック』(新潮社 1975)

ブラックの『昼と夜』は、1917年から1952年まで、画家35歳から70歳まで折に触れて手帳に書かれたアフォリズム176篇を集めて書籍としてまとめられたもの。 ブラックは祖父の代からの建築塗装業を営む家系に生まれ、15歳で日中学校に通う傍ら…