読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2023-08-10から1日間の記事一覧

『シレジウス瞑想詩集』(原著 1657,1675, 訳:植田重雄+加藤智見 岩波文庫 1992 全二冊)

ドイツ・バロック期の神秘主義的宗教詩人アンゲルス・シレジウス(1624-1677)。もともと医学を学んでいたが、オランダのライデン大学で学んでいた時期にヤコブ・ベーメの思想に出会ったことがきっかけで、エックハルトやタウラーなどのドイツ神秘思想に関心を…