読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2024-04-02から1日間の記事一覧

モーリス・メーテルランク『ペレアスとメリザンド』(原著 1892, 訳:杉本秀太郎 岩波文庫 1988)

ドビュッシー作曲でオペラ化もされたメーテルリンクの戯曲。水の精を思わせるメリザンドは何者かから逃げて森の中の泉の傍らで泣いているところを、狩りの途中で道に迷った寡の王族ゴローに出会い見初められ、結婚相手となり城に住まうようになるが、その城…