読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2020-05-13から1日間の記事一覧

仲正昌樹『日本とドイツ 二つの戦後思想』(2005, 光文社新書)

仲正昌樹は人文系の教師として優れた入門書を数多く出版している。新書のため比較的分量軽めに書かれているが、本書も情報を手に入れるには有効な著作となっている。対象をかみ砕いて丁寧に紹介することを普段から志向しているようで、仲正本人の主張や思考…