読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2023-05-24から1日間の記事一覧

企画・編集 小柳玲子『夢人館8 リチャード・ダット』(岩崎美術社 1993)

1842年、雇われ画家として中東を旅行していた25歳のリチャード・ダットは、猛暑の中で仕事をし過ぎて日射病となるとともに、その後殺人をおこすまでになる精神病に囚われはじめた。自分はエジプトの神、オシリスの使者であり、悪魔に常に付け狙われて…