読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2024-03-09から1日間の記事一覧

ジョルジョ・アガンベン『幼児期と歴史 経験の破壊と歴史の起源』(原著 2001, 訳:上村忠男 岩波書店 2007)

動物から人間を隔てているものは言語活動ではなく言語活動をもたない状態(インファンティア:タイトルでは幼児期と訳されている)をも持っているところにあるとし、言語活動の主体を構成しつつ行う人間の言語活動の諸相を言語学・哲学・人類学・神学など様…