読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2024-03-11から1日間の記事一覧

アビ・ヴァールブルク『ヴァールブルク著作集 別巻 2 怪物から天球へ―講演・書簡・エッセイ―』(ありな書房 2014 訳/著:伊藤博明+加藤哲弘、企画構成:石井朗)

アビ・ヴァールブルクはドイツの美術史家でイコノロジー(図像解釈学)の創始者。パノフスキーに影響を与え、カッシーラーとも交流が深かった(三人ともにユダヤ系ドイツ人)。 以前から気にかかっていた人物であったが、ジョルジョ・アガンベンの著作でよく…