読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

萬葉集巻二十 4467 大伴家持

剣大刀(つるぎたち) いよよ磨(と)ぐべし いにしへゆ さやけく負ひて 来(き)にしその名ぞ
   
力を失っていく名門大伴の一族を背負う立場に立つほかなかった家持。基本感情は憂いであった。