読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2019-09-06から1日間の記事一覧

コクトー詩画集 『ぼくの天使』

乾いたポエジーが魅力の詩画集。 彼は太陽を愛した。自分が大地になるだろうから彼の詩の女神は、波動であり、電気だった(「墓碑銘」p30) 湿った夜と湿った昼でこころがズブズブになっているようなとき、天翔けるコクトーの天使とペガサスが余分な湿気を払…