読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2024-07-29から1日間の記事一覧

河鍋暁斎画集2冊『暁斎妖怪百景』(国書刊行会 1998)『河鍋暁斎 戯画と笑いの天才絵師』(河出書房新社 2014)

伝統と革新(というか奔放)、美と戯、聖(というか異)と俗、両極を自在に行き来して自身の描画能力を存分に発揮した日本近世の突出した画家河鍋暁斎。 海外作家と比較するなら、ヒエロニムス・ボス、ブリューゲル父が思い浮かぶ。 ところが似ているところ…