読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2019-09-27から1日間の記事一覧

ロジェ・カイヨワ『聖なるものの社会学』

原題は『現代社会学に関する四つのエッセー』(1951)。 戦争と祭とは、どちらも動揺と喧騒、そして大いなる会合の時期である。そしてその間、貯蓄経済は濫費経済によって代わられる。そこでは交易や生産によって蓄積され、営々として手に入れられたものが、…