読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2021-04-13から1日間の記事一覧

萩原朔太郎編『昭和詩鈔』( 冨山房百科文庫 1940, 新装版 1977 )空虚さを清く保つ詩の力

昭和十五年に刊行された昭和詩のアンソロジー。伊東静雄、立原道造、中原中也、安西冬衛、北園克衛、中野重治、草野心平、三好達治、宮澤賢治、西脇順三郎、金子光晴、高橋新吉など、現在でも十分こころに響く芸術的美意識を込められた詩のことばを収集して…