読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2024-10-14から1日間の記事一覧

プリーモ・レーヴィ『溺れるものと救われるもの』(原著 1986, 訳:竹山博英 朝日文庫 2019)

アウシュビッツの記憶の風化と多くの人々の単純化された受容姿勢の変化に抗うようにして改めて書かれた考察と問いかけの書。本書執筆ののちにうつ病が悪化し死にまで至ってしまったが、体調悪化を予期しながらも書かずにはいられなかった作者の苦しみと責務…