読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2022-07-08から1日間の記事一覧

リチャード・ローティ『偶然性・アイロニー・連帯 リベラル・ユートピアの可能性』(原著 1989, 岩波書店 2000)

真理は発見されるものではなく言語のメタファー機能によって作り出されていくものであるという、ローティのロマン主義的思想を展開した代表作。20世紀の分析哲学と大陸哲学双方に目配せが利いていることによって、逆にアカデミックな印象をあまり感じさせ…