読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

2023-10-25から1日間の記事一覧

エルヴィーン・パノフスキー『芸術学の根本問題』(原著 1964, 1974, 細井雄介訳 中央公論美術出版 1994)

最初に哲学書房(1993)、のちに筑摩書房より文庫化(2009)された『<象徴形式>としての遠近法』を含むパノフスキーの代表的な美術論集。 ひとつの文章が長くて、内容自体も凝縮されたものであるために、じっくり根気よく付き合っていかないと読み通すのが難し…