読書三昧(仮免) 禹歩の痛痒アーカイブ

乱読中年、中途と半端を生きる

雑記

【雑記】立冬で俳句してみた

立冬や 日 暮れかけて 迷い道 立冬の 陽 衰えて 迷い道 立冬や荒野に迷う日暮れどき 立冬や荒地と迷う五蘊あり 立冬や荒野に降り立つ青鴉 立冬や荒地に降りる痩せがらす 立冬や更地のうえを飛ぶカラス 立冬や硝子戸閉めて外暗し …

【雑記】月食の夜、金春禅竹の「定家」を読み返す

本日旧暦 10/15(神無月十五日)、月齢 14.2、満月(18時)。 今回の部分月食は98%強の部分が月食となるという。月の出以前の16時19分頃からはじまり、食の最大が18:02頃、19時47分に食が終わる。 16:30区の児童への帰宅アナウンス(夕焼けチャイム)を聴いて…

草間彌生詩集『かくなる憂い』(而立書房 1989)と私の今日このごろ

2021年、11月を迎えた。 なんだかびっくりだ。 年の終わりを迎える準備なんかまったくできていないし、新たな一年なんてものも、ぜんぜん視野に入ってこない。 仕事的には怒涛の10月後半があって、まだその余韻から抜け切れていないでいる。 久方ぶ…

【雑記】BOOKOFFにて『字統』に出会う ヘーゲルと白川静

引越後4週間、はじめての大作、作品社の長谷川宏訳のヘーゲル『美学講義』全三巻を読み終えた。満足感を持った状態で、運動不足解消も兼ねて数駅先のBOOKOFFまではじめて自転車で遠出。店舗滞在時間30分込みで1時間半コース。小型店舗だったのであまり期…

久々の書籍購入 

引越し後、最寄のBOOKOFFが変わった。 本日午後、業務を終えて、新居近くで自転車を新規購入した後、新たなテキスト流通の流れに身を委ねてみた。 今回、購入という行為で公共の書棚の構成から引き抜いて、自室に持ち込んだ書籍とCDは以下のとおり。 [仕事…

なんにもないがあるひ

なんにもないがあるひ 凡庸な世界しか見えないのは もしかしたら 恩寵なのかもしれない なんにもないがあるひ なにごともなく暮れた

【雑記】 住み替えて風吹きぬける五月尽

先週末、転居と引渡が完了した。都内隣接区で1Fから5Fへの移動。風の流れ方が違うんだなと単純に感じている。引越しの荷造りで強制的な棚卸とBS圧縮が発生したため、まだ心ここにあらず感が強い。箱詰めせずに転居前後の細切れ時間と落ち着かない精神…

【雑記】2021年春、捨てる本を選ぶ その2 捨てているのか捨てられているのかよくわからないが、本を捨てる、

4月に入ってから引越を前提に蔵書の整理をしている。18歳で上京してから6回目の引越になる。 本日4月16日。半月のあいだにカラーボックス3個分くらい捨てた。数年前までよく読んでいたドラッガーなどのマネジメント系書籍も、ドラッカーの教えにした…

【言語練習 横向き詩篇】もじはしらない

もじはあなたによまれていることをしらない もじはあなたにかかれていることをしらない もじはあなたをかいていることをしらない もじはあなたをよんでいることをしらない しらない しらない もじは しらない

【雑記】花冷えの闇に異言語つぶやけり

弱小言語をひそかにまもる。花冷えの闇に異言語つぶやけり 石ころの抱えてしまった業の唯一性に感じいる業。

【雑記】2021年春、捨てる本を選ぶ

塚本邦雄:古き砂時計の砂は 祕かなる濕り保ちつつ落つる 未来へ 昨日の夜から捨てる本をより分けるために過去に読んだものの中身をざっくり再確認している。捨てる基準がよくわからなくなったりしながら40冊くらい廃棄候補を選んだ。本は捨てないと溜まる…

【雑記】花の季節の土台の不具合

2021年3月23日、一部Android端末不具合(メール使えない、ブラウザ使えない)と即時対応(半日かかったけど対応版Chrome更新で私のケースでは復旧)の対象となった人間で、短詩形に少しでも関心を持っている変わり者は、まあ何かしら気の利いた詩句がこの機…

過去文書改修中

思うところあって、過去エントリー改修中です。 おもに引用と自分の文章の量的バランスを見ながら記事の修正と削除を行っています。 詩作品とか、どこまで引用紹介していいものかよくわからなくなったので、過去文書を振り返ってみています。 考えるきっかけ…

【言語練習 横向き詩片】かたかた

かたよりがあってものがあった かたむきがあってものがそれたかたかた、かたかた、おとがする かたかた、かたかた、おとをきく かたかた、かたかた、おとをいう かたかた、かたかた、おとがわく かたかた、かたかた、おとずれだ

年末年始おこもり準備

この年末年始は基本的にどこにもいかないつもり。これから冷蔵庫をぱんぱんにしておこもりの予定。※28日は一応勤務予定。正月休みはカレンダー通りで3日までの短めの年末年始。依頼者あっての受注者なので、やりたいことがある人の要求に合わせて仕事をさせ…

【言語練習 横向き詩片】ふぬけ、らいふ

ふぬけでこしぬけでひょろひょろとしたからだをとおるせぼねからぬけおちてかたちをとったはんしゃてきなかげりはむとうもまとい けいさんじょうかくじつなむきのせかいにかいきするのしゅうしふ ふぬけ、らいふ ぬけらい ふかい ふあい ふどう ふ ふ ふ し…

【言語練習 横向き詩片】 は て か も 、、 、  、   、 

はんぱつはいずこにむきてのものなのか てもとのきずにひそむむちにであるかも 、、 、 、 、 は て か も は か っ て も は か っ て も はてかも は て か も 、、 、 、 、 .

【雑記】いたみ、とめる

※東証システムダウンの日、わたしもダウン気味で喘ぐ いらだちのげんいんはかんせつがいたいこと たえてやりすごすだけにしたいのにおとがめ みのたけをけずるおもいもうまれささくれる

【4連休なので神秘思想への沈潜を試みる】08 着地: 神秘思想読書チャレンジ中のBGMはずっとバッハの「音楽の捧げもの」だった

4連休用に準備した神秘思想関連本、プロティノス、マイスター・エックハルト、スウェーデンボルグ、ルドルフ・シュタイーナー、カンディンスキー、ウィリアム・ブレイク。6人中4人で7割弱程度の達成率。ブレイクは息抜きに中途半端に読むよりも、別途ち…

【4連休なので神秘思想への沈潜を試みる】02: 紛失 移動中にエックハルトの『神の慰めの書』を無くす

130ページまで読んだところで『神の慰めの書』を落として無くしてしまった。高橋和夫の『スウェーデンボルグの思想 科学から神秘世界へ』も無くしているし、、、自業自得。自分の本だったのがまだ救いだ。まだどこかで売っているだろうか。いいところだった…

【言語練習 横向き詩片】だからなにとはいわぬ

だんねんはせっきょくてきにまえむきにと からげんきでなくしきいつくりかぎるのは らんみゃくなかんけいにときをとられない なんもんにあしをすくわれないぜんのにわ にびいろずきのにひるとされてもかまわぬ だ か ら な に と は い わ ぬ

【雑記】おとずれ

雨はむこうからくる 雲はむこうからくる 晴れはむこうからくる きてくれたことで わたしは待っていたことを知る

【言語練習 横向き詩片】ゆるむのとりてえ

ゆするものなくゆれるこころはいつかきっと るすということにしておいてあしたにかえり むいみをそっとようごできるきょりをとって のせるだいをわけてとおらせるのてんしさえ ゆるむの とりてえ

【雑記】天使はいない

おそらく天使は目を閉じない 閉じる必要がないから そういえば天使は必要ないものばかりでできている だからほんとうは存在しない パウル・クレーがひいた線が かろうじて天使を主張している程度だ

【言語練習 横向き詩片】そこそこのくうはくに

そうちょうのくうきはひえびえとしてきよく こうしんされたごかんにひめやかによりそう そうぞうにないくうはくをしばしとどめては こういきにむけてしんしんはちいさくひらく のびやかにときひらかれるむいしきとともに そ こ そ こ の く う は く に

創世記第三章「あなたは、ちりだから、ちりに帰る」 帰るまえの塵とふつうの塵のある一日

寝転がっている自分の存在が唐突に フローリングのゆかの上におちている塵と なんの違いもなく判別できなくなることもあると 同列併置の思念がはまって動かなくなった途端 ひどく動揺して気分まで悪くなった。 私が塵と変わらない。 おなじ家のゆかの上でお…

【言語練習 横向き詩片】べたなぎでるとし

べっしのちからはべっしされるしんようないとりで ただしいとはいいがたいせかいでごにょごにょする なんてせかいだとなげいたところせかいがなんてと ぎちぎちにといかえしてくることにかんしてはむしべ た な ぎ で る と し

【言語練習 横向き詩片】でぐちなし、くちおしい

でていかなくてはならないというわけではなく ぐったりしてねていてもとがめられずにほうち ちからなくくりかえすどうさをぎんみしてなお なにもおきそうにないとうしんだいのとりなし しおれてこそのあじもかさんされることはないでぐちなし、くちおしい

【言語練習 横向き詩片】そこは仮想で、手と手をとつて

そんたくされるほどのちからやちいはなくて こんりんざいうきあがることないそうさくと はめをはずしたことばのゆうぎにきょうじて かそうせかいにはかくじつにあるあんしんを そうはげんじつかいにはもちこめずのろいと うらみをもつものをだっしょくすべく…

【言語練習 横向き詩片】なにもしない

なっているのはみみのおとじおんきょうほうしゃのしらべ におっているのはひふやねんまくにふれたたいきのべーる もとからひらいているあなはふさぎようなくあらわなまま しゅくさいのいろみをぬいたあんそくのときにみをしずめ なにものでもないなにものか…