雑記
かたよりがあってものがあった かたむきがあってものがそれたかたかた、かたかた、おとがする かたかた、かたかた、おとをきく かたかた、かたかた、おとをいう かたかた、かたかた、おとがわく かたかた、かたかた、おとずれだ
この年末年始は基本的にどこにもいかないつもり。これから冷蔵庫をぱんぱんにしておこもりの予定。※28日は一応勤務予定。正月休みはカレンダー通りで3日までの短めの年末年始。依頼者あっての受注者なので、やりたいことがある人の要求に合わせて仕事をさせ…
ふぬけでこしぬけでひょろひょろとしたからだをとおるせぼねからぬけおちてかたちをとったはんしゃてきなかげりはむとうもまとい けいさんじょうかくじつなむきのせかいにかいきするのしゅうしふ ふぬけ、らいふ ぬけらい ふかい ふあい ふどう ふ ふ ふ し…
はんぱつはいずこにむきてのものなのか てもとのきずにひそむむちにであるかも 、、 、 、 、 は て か も は か っ て も は か っ て も はてかも は て か も 、、 、 、 、 .
※東証システムダウンの日、わたしもダウン気味で喘ぐ いらだちのげんいんはかんせつがいたいこと たえてやりすごすだけにしたいのにおとがめ みのたけをけずるおもいもうまれささくれる
4連休用に準備した神秘思想関連本、プロティノス、マイスター・エックハルト、スウェーデンボルグ、ルドルフ・シュタイーナー、カンディンスキー、ウィリアム・ブレイク。6人中4人で7割弱程度の達成率。ブレイクは息抜きに中途半端に読むよりも、別途ち…
130ページまで読んだところで『神の慰めの書』を落として無くしてしまった。高橋和夫の『スウェーデンボルグの思想 科学から神秘世界へ』も無くしているし、、、自業自得。自分の本だったのがまだ救いだ。まだどこかで売っているだろうか。いいところだった…
だんねんはせっきょくてきにまえむきにと からげんきでなくしきいつくりかぎるのは らんみゃくなかんけいにときをとられない なんもんにあしをすくわれないぜんのにわ にびいろずきのにひるとされてもかまわぬ だ か ら な に と は い わ ぬ
雨はむこうからくる 雲はむこうからくる 晴れはむこうからくる きてくれたことで わたしは待っていたことを知る
ゆするものなくゆれるこころはいつかきっと るすということにしておいてあしたにかえり むいみをそっとようごできるきょりをとって のせるだいをわけてとおらせるのてんしさえ ゆるむの とりてえ
おそらく天使は目を閉じない 閉じる必要がないから そういえば天使は必要ないものばかりでできている だからほんとうは存在しない パウル・クレーがひいた線が かろうじて天使を主張している程度だ
そうちょうのくうきはひえびえとしてきよく こうしんされたごかんにひめやかによりそう そうぞうにないくうはくをしばしとどめては こういきにむけてしんしんはちいさくひらく のびやかにときひらかれるむいしきとともに そ こ そ こ の く う は く に
寝転がっている自分の存在が唐突に フローリングのゆかの上におちている塵と なんの違いもなく判別できなくなることもあると 同列併置の思念がはまって動かなくなった途端 ひどく動揺して気分まで悪くなった。 私が塵と変わらない。 おなじ家のゆかの上でお…
べっしのちからはべっしされるしんようないとりで ただしいとはいいがたいせかいでごにょごにょする なんてせかいだとなげいたところせかいがなんてと ぎちぎちにといかえしてくることにかんしてはむしべ た な ぎ で る と し
でていかなくてはならないというわけではなく ぐったりしてねていてもとがめられずにほうち ちからなくくりかえすどうさをぎんみしてなお なにもおきそうにないとうしんだいのとりなし しおれてこそのあじもかさんされることはないでぐちなし、くちおしい
そんたくされるほどのちからやちいはなくて こんりんざいうきあがることないそうさくと はめをはずしたことばのゆうぎにきょうじて かそうせかいにはかくじつにあるあんしんを そうはげんじつかいにはもちこめずのろいと うらみをもつものをだっしょくすべく…
なっているのはみみのおとじおんきょうほうしゃのしらべ におっているのはひふやねんまくにふれたたいきのべーる もとからひらいているあなはふさぎようなくあらわなまま しゅくさいのいろみをぬいたあんそくのときにみをしずめ なにものでもないなにものか…
うまれてこのかた ずれたかんかくが ものがたるものは れいがいとなれず てほんにあきられうずもれて、たがはずれ。
希死念慮をもてぬ法人格に見切りをつけ無聊な 望みない望みを望まない望みらよ猫化して歩め 退く時は頭に靴下を被されていないか確かめて 職業訓練校前でまずは己の肉球をふにふにする
みたされていないけれどもたいくつでもない にっちゅうのがいしゅつはきけんなくらいと まなつのあつさがほうじられているあいだは るーむえあこんのおとをきいてねころんでる
一行の詩として仰向いている
原典ノンブルによる進捗:628/628 (100.0%) 2020.07.22(水曜夜)~ 07.28(火曜夕)おもしろうてやがて悲しき鵜舟哉(芭蕉)循環する小説とされる『フィネガンズ・ウェイク』をワンセット読み通した今、達成感よりもかすかな哀感が滲んできている。それは読…
原典ノンブルによる進捗:501/628 (79.8%) 飲んだら読むな、読むなら飲むな。そんな作品が存在する。 TVショーでのお笑いは、視聴者のセンスがよほど崩壊していない限り酔っていても十分楽しめるけれど、読書においては読み手の読み取りの能力が少しでも減退…
原典ノンブルによる進捗:455/628 (72.5%)文学の世界では「何も書かれていない書物」という極限があって、一方にマラルメの『骰子一擲』、もう一方にジョイスの『フィネガンズ・ウェイク』がある。極限まで削られた言葉と極限まで多層化されベクトル積算で圧…
進捗:400/628 (63.7%) 第Ⅱ部終了状態でSTAY 異なるフィクション空間での相互干渉を期待して、前回のエントリーで名前を出したティム・バートン『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(1993)のDVDを呑みながら2周くらい観る。フィクションでの本当らしさ…
原典ノンブルによる進捗:400/628 (63.7%) 第Ⅱ部終了『フィネガンズ・ウェイク』の形式はほぼト書きなしの演劇台本みたいなもので、その中身はおおむね聖書のパロディでできている。語られる内容は、飲食と性交と排泄と論争(というかからかい合いとののしり…
原典ノンブルによる進捗:308/628 (49.0%) +2行でSTAY 飲んじゃったら読みすすめられなくなったので、第Ⅰ部終了時にやろうと思っていた、現在の読解環境を紹介。 ジェイムズ・ジョイスが孫に向けて書いたお話をもとにつくられた絵本『猫と悪魔』は、愛すべき…
原典ノンブルによる進捗:308/628 (49.0%) 近代小説は神話やロマンスのパロディとして出てきたものだ。セルバンテスの『ドン・キホーテ』は騎士道物語、フロベールの『ボヴァリー夫人』は恋愛物語のパロディとして成立している。主人公は近代の出版事情から…
原典ノンブルによる進捗:195/628 (31.1%) 『フィネガンズ・ウェイク』の柳瀬尚紀の翻訳が、単純な直訳ではなく、繊細な読解と大胆な日本語化能力を併せ持った人物の手ではじめてなしとげられた驚くべき業績だということは、一般読者層にもストレートに伝わ…
原典ノンブルによる進捗:113/628 (18.0%) 『フィネガンズ・ウェイク』はどんな話かというと、今読んでいる部分(第Ⅰ部)に関しては、アダムっぽい風味付けをされた中年男H.C.Eとイブっぽい風味付けをされたA.L.Pをめぐる評価話みたいなものではないかと思っ…